はねいぬのライフログ

忘れても思い出したい投資の勉強、素敵な本やお酒との出会いを、ライフログとして残しています。

エレガントな時間を楽しむための本 #14-4:傑作はまだ(瀬尾まいこ著/2022年)

怒涛の勢いで読了した『傑作はまだ』(瀬尾まいこ著/2022年)には、いくつも心を突き刺すフレーズがあった。
そんなフレーズを、はねいぬのココロに突き刺し続けたいから残させて頂く。

ネタバレ全開です。(2025/10/08 執筆)

傑作はまだ

傑作はまだ

  • 作者:瀬尾まいこ
  • ソニー・ミュージックエンタテインメント
Amazon

 

 

心に突き刺さったフレーズ7)第4章 君を知る日 14

「おっさんにしては皿も選び抜いて、かりんとうを盛り付けてるしさ」
「そういうわけではないんだが」
俺は否定しつつも、「なかなかセンスいいじゃん」と智に褒められ、顔がほころんでしまうのを隠せなかった。

引用元:傑作はまだ(瀬尾まいこ著/2022年)

はねいぬ思考・感想)

めっちゃわかる。
褒められると言葉は否定しても、顔は反応してしまう。
人は褒められるとうれしくなる。
シンプルだけど、変えることもできない事実だな。

 

 

心に突き刺さったフレーズ8)第4章 君を知る日 14

「おっさんの小説の書き方なんて、俺達にはどうでもいいよ。そうじゃなくて、おっさん、もしかしたら死ぬ気なんじゃないかって話になったんだ。死を意識していない人間が、こんなにポンポン毎回、主人公殺さないだろうって。三度目に主人公死ぬときにおっさん自信もって話してたら、なんだか落ち着かなくなってさ。で、お母さんとどっちかが様子を見に行こうって」

引用元:傑作はまだ(瀬尾まいこ著/2022年)

はねいぬ思考・感想)

実際に会って話してみたり、生活の状態を確認してみないと、想像は結構悪い方向に行きやすい。
はねいぬも実家に帰らなかった期間があるが、今は年に数回は実家に帰るようになった。
好き嫌いの部分もあるけど、なんだかんだで両親が心配だし、会える時には少しでも無理をして会っておきたいとも思う。
そしてお互いに少しの時間でも一緒に過ごすと、なんとなく安心できるのだ。

 

 

心に突き刺さったフレーズ9)第4章 君を知る日 14

「いや、元に戻るわけじゃない。君と会ったことがなかった俺と、今の俺とはちがう」
俺は思わず答えた。明日から笑い声など立つことのない日々が待っている。静まった時間を想像すると、気持ちも体もどこか沈んでいくようだった。
「元どおりになるものなど一つもない。しかし、それは決して不幸なことではない。だろう」

引用元:傑作はまだ(瀬尾まいこ著/2022年)

はねいぬ思考・感想)

そうだよね、元に戻ることなんて一つもない。
時間は進んでいるんだから。
時間が進むことは恐怖でもあるけど、いいこともたくさんある。
時間が進まないと、未来のいいことに出会えない。
時間が進むという世界なのだから、それを楽しむくらいしか選択肢はないだろうしね。

 

 

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読むのは大変だけど、聞きながらなら。

船の上は本を読むに限る。