引き続きウルトラ優良書の『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(清原達郎著/2024年)から、多すぎるログに残したいことと、はねいぬの思考を書き残す。
もうログに残したいことが多すぎるので、早速ログに残してはねいぬの糧にさせていただく。
長編投資ログの第6集。
ログ16)
(HSホールディングで89億円の損失を出した。HSの価値の8割を占めていたのがモンゴルのハーン銀行で、モンゴルの銀行法によって取引が制約されたことについて)
それと、さらに重要なのは新興国のリスクです。モンゴルのハーン銀行が会社の価値の8割占めるのに、我々はモンゴルのことを何一つ知らなかったし、知ろうともしませんでした。ただHS社のIRの方から間接的に聞いていただけです。怠慢と言われても仕方ないですねえ。新興国には先進国では考えられないようなリスクがあります。
はねいぬ思考・考察)
はねいぬの個別株投資は日本株限定なので、応援投資先がまさかの海外資本とは思ってもいないリスクだった。
しかも海外=アメリカ or EU or 中国とかだけではなく、新興国のリスクもあるのかと勉強になった。
日本のルールだってアヤシイのに、海外のルールなんてわからないから、応援投資する企業の株主情報も少しは見たほうが良さそうだ。
ログ17)
(オリンパスが粉飾決算後露呈して暴落したとき)
飛ばしの話が長くなってしまいましたが、なぜ我々がオリンパスの上場廃止は怖くなかったか? それは、オリンパスには暴落してへこんだ時価総額の何倍もの価値があったからです。上場廃止になったからといって、その価値がなくなるわけではありません。上場廃止になってもすぐに争奪戦になると思っていました。
はねいぬ思考・考察)
不正した企業が大暴落したとき、はねいぬも何度か株を買いたいと思ったけど、結局買えなかった。
最近だと東芝様やダイハツ様だけど、不正をする企業文化があった時点で、今後も不正の可能性があるからリスクをとる必要がないから、というのが理由だった。
だけど、東芝の不正は粉飾決算だから企業文化とは言い切れない部分があったのに、結局将来どうなるのかが分からなくて手が出せなかった。
その背景には、東芝様の価値が分からなかったからだ。
粉飾決済だけで社員はしっかりしている会社(製品がすばらしいとか)は、分析して応援投資する価値があるとわかったし、その分析結果から応援すべきかどうかも判断できそうだ。
ダイハツ様の不正は全くもって応援投資する気持ちが欠片も持てなかったけど。
ログ18)
(UTグループへの投資で100億円以上の利益をあげたとき)
社長の実力以外で申し上げれば、この業界は小型株の章(第三章)で書いた、「正のフィードバックが働く」業界であったということです。会社が大きくなればなるほど成長に弾みがつく、ということです。社員の稼働率を上げるためにも、社員を教育するためにも規模が大きくなることは大事です。また大企業は、「まとめて人の準備できる大手派遣業者」に集中して発注したがります。コンプライアンスがしっかりしていることも大手有利な理由です。
はねいぬ思考・考察)
正のフィードバックが働く企業の好例で、わかりやすい。
成長が成長を呼ぶ企業こそが、成長企業で株価も上がりやすい。
ログ19)
(UTグループへの投資で100億円以上の利益をあげたとき)
私はUTグループ株を購入する際に、自動車産業にも注目していました。EV化が進む中で多くの部品会社は将来が見通しにくくなります。自動車メーカーもかつてないほどの不透明感に悩まされることになるでしょう。従って派遣の需要は増えるだろうと。また自動車業界でこれまで主流だった直接雇用の「期間工」は採用・管理が面倒で、そのうち派遣に代わっていくだろうと思っていました。
はねいぬ思考・考察)
派遣業界が拡大・成長する理由を雰囲気ではなくて、背景にある発注側の事情を想像・推察している。
この想像・推察が応援投資するためのロジカルな根拠だと感じた。
そしてロジカルに明確な根拠なので、記憶に残りやすいし、文章で残せば思い出しやすそう。
そして、投資結果がどうであれ明確な根拠に基づく結果は、反省できるし、次の投資にフィードバックしやすい。
ココが最高レベルに大事!
bounddog-yellow.hatenablog.com
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