学生時代から少し興味があったのに、ガンダム達に引っ張られ過ぎて触れることができなかった攻殻機動隊。
その新劇場版がついにアマプラで観れるので、早速視聴。
APPLESEEDのときから気になっていたので、ワクワクドキドキだった。
ネタバレ全開です。
鑑賞映画_2026/1/18
攻殻機動隊 新劇場版(2015年)
上映時間
1時間39分
鑑賞周回数
1回目
はねいぬ感想)
静かな幕開けからの、総理大臣官邸の人質救出ミッションの戦闘アクションが近未来的でクールだ。
口を動かさない会話が少し味気ないが、光学迷彩は兵器としてもカッコいいが、アニメでの動きが加わるとなんとも未来感があって堪らない。
『石ころ帽子』や『透明マント』とも言えなくはないのに、攻殻機動隊で登場すると『光学迷彩』がしっくりくるのは作品と作品の世界観とのマッチングなのだろう。
攻殻機動隊のメンバーのチームワークが抜群で、観ていてとても爽快。
各メンバーはそれぞれ個々の能力も高そうなのがわかるけど、それ以上にスペシャリストであることで、チームの役割分担が初見でも結構わかる。
現実世界でもそうだけど、個々の能力の高さはもちろん必要だけど、個々が持つスペシャルな部分を有効に活用させてもらうことで、チームは1+1+1=3ではなく10にもなる。
それが分かりやすいほどに伝わってくる。
イメージではアニメではパトレイバーだし、ドラマでは相棒とかNCISとかかな。
そしてスペシャルな部分が超未来的なのが、本作だなと感じた。
電脳戦と実際の戦闘が並行的に行われていくクライマックスは、時間経過が面白くなっていく。
電子の海と現実との境を、視聴者なのにわからなくなってしまう混乱感がいい。
なぜいいのか言葉にするのは難しいのだけど、複数次元的な戦闘・戦術が同時に起きるので、形勢がうまく見えてこないワクワクハラハラ感がいいのだ。
それにしてもAPPLESEEDと同様に、本作を楽しむためには1回の視聴では足りなそうだな。
2回、3回と視聴するほどに気づきが楽しさになっていきそうだから、気持ちが向いたらまた観ることにしよう。
苦手だったこと
義体が普通の世界になっていると、なんだかカラダの扱いが雑になってしまう。
本作の世界観と登場人物が体を損傷しやすい業務に従事しているから仕方がないのだろうけど、「いのちだいじに」と言いたくなる。
命は大事にしているのだろうけど、身体の唯一感というかがないのが少し怖いのだ。
考えさせられたこと
トグサの「飯食いながら話しましょう」って少佐へ話しかけるシーン。
カラダはどんな状態であれ、食事しながらの会話はコミュニケーションとして、とても大事な気がする。
なんでだろうか考えたことがなかったけど、食事中という隙だらけの状態を共有できるからだろうか、それとも食事しながらだと話に意識が集中できないから言葉選びがあまりできず本音を出しがちになるからだろうか。
少佐の「お前たちのゴーストに従え」。
ゴーストが本能のことなのか、倫理観のことなのか、魂のことなのか、初見のはねいぬにはついていけていないが、自分の中の本心・本音に従うのだろうなということが、なんだかサラッと伝わるセリフだ。
人間の脳や心情があるからこそできることなんだろうな。
義体が普通の本作の世界観ではもちろんだけど、AIが急成長している2026年にも重く深みのある言葉だ。
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